東京在住のOL(27)Rさんが起業したら豪邸が現れた

東京で毎日キラキラいきてたらあっとゆうまに27歳。終の住処は豪邸がいい。都合の良い白馬の王子はいないので、自分で特注の豪邸をGETするためにとある夜から人生変えてみた。

失敗

 

失敗した。

人生何本目かに入る孤独感。

 

何を失敗したかというと、

1番の親友を事業に誘ったこと。しかも共同経営者として。

 

会社を登記するまで3日しかなかった。

だから

1日で決めてと言って、事業内容を説明した。

親友は会社を休んで1日真剣に考えてくれた。

 

「一緒にやりたいと言ってくれた。」

 

お客様に合わせた。5秒で気に入ってくれた。

さすが私の親友。

 

けど、親友の発言が私の想定していたものと何か違った。違和感があった。

 

私は次の日共同経営をすることを断った。

 

そして経営者と従業員という関係で一緒にやっていきたいと話した。

 

それから、

連絡が来なくなった。

 

きっと、悲しかったんだと思う。

 

 

この判断は経営者として間違っていなかったと思う。

 

けど、友達として純粋に応援してくれた友人の心に大きな不安とショックを残してしまったこの出来事を通して、

 

私は親友はおろか、親族、友達は会社に入れないと誓った。

 

 

期待してしまうから。

 

私を知ってるからって、私の思い通りに考えて動いてもらえるって。

 

甘い、非現実的な考えだと知った。

 

 

もう一人でやる。

 

 

 

そう心に決めた。

 

 

 

[経営者は孤独だ]

 

 

この言葉の意味がどんどんわかっていく。

 

今日は桜の開花日、だけど、心はちょっと寒く感じた春。

 

 

進むしかない。

 

今は一人。

 

 

だけど、近い将来100人近い従業員と一緒に

円卓を囲みながら、業績や達成した偉業に対して祝福して祝って、

大騒ぎしている夢を見たから大丈夫。

 

夢ってすぐ忘れるけど、

 

あの夢は目覚めた瞬間からずっと忘れない。

 

 

 

印象強い夢はきっとデジャブ。

 

 

 

 

大丈夫大丈夫。

 

 

タイトルの豪邸は、私一人で使うものじゃない。

 

 

きっと一緒に頑張ってきた仲間とワイワイするための、

喜びを分かち合うために使う豪邸。

 

 

早く住みたい。

 

 

早く成功者になって、世界一周も気兼ねなくしてみたい。

 

 

 

 

 

 

今は孤独。未来は仲間と。

 

 

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